パソコンを利用していて、プリントと画面で見た色が違っていたり、
ネットショッピングで購入した商品の色がイメージと違っていた、なんてことはありませんか?
これはモニター画面が標準的な色合い・明るさになっていないからなのです。

ここではモニター画面の簡単な輝度・濃度のチェック調整方法を紹介したいと思います。


■チェック

下のイメージは輝度(明るさ=ブライトネス)を表すものです。


黒地の中に『ABCDEFGJ』のアルファベットがあります。

下のイメージは濃淡(鮮やかさ=コントラスト)を表すものです。

白地の中に『ABCDEFGJ』のアルファベットがあります。


■調 整
両方の画像をよく見てください。
一番右側のアルファベット『J』がかすかに見えますか?
全く見えないようでしたら、『J』がかすかに見えるまで調整しましょう。
黒地の場合は輝度
を、白地の場合は濃淡をお客様のモニター画面メニューから調整してください。

●モニター画面メニューとは
モニター画面本体に付いているボタンで開くことができるメニューです。
ボタンの位置・デザインはモニター画面により異なりますが、下記の画像のような
本体の画面枠下にある場合が多いです。



ボタンが付いていないモニター画面もあります。



また、このイメージをご覧になって白、グレー、黒以外の色が見えませんか?
もし他の色が見える場合は白、グレー、黒になるよう調整してください。

カラー調整するためのメニューは
Windows:『画面のプロパティ』>『設定』>『詳細設定』の中に、
Mac:『システム環境設定』>『ディスプレイ』の中にある場合が多いです。
見当たらない場合は説明書もしくはヘルプをご覧ください。


あくまでも標準的な色合いの調整方法なので、この方法で完璧に合わせることはできません。
また、意図的に暗く、明るくしている場合はこの限りではありません。